オリジナル曲を創作して、一応曲の最後まで仕上げた、アレンジもやってみた、何ならミックスまでやった、、、、、、、、でもなんか違う。
ここのコードをもうちょっと変えてみよう、あそこのアレンジはやっぱり違うかも、リバーブのかかり具合もうちょい深く、、ゴニョゴニョ、、
とか何とか散々いじくり回したけど、結局気に入らなくて1から作り直す。
そんなことを繰り返していつの間にか、その曲は放置され、世に出ずにハードディスクの中に埋もれていく。
こんな経験ありませんか?
私はたくさんあります笑
なぜ自分の曲っていつまでも、完成だ!という瞬間が訪れないんでしょう。
今回は、曲を完成さるために知るべき心理的なハードルやその対処法について書いてみたいと思います。
理想はあくまで理想
曲を作り始めるとき、自分の心の中に何となく目指すべき完成形を持っていると思います。
いわばそれは、作り上げたい曲の理想形です。
しかし、あなたの曲は永遠にその理想形と同じになることはありません。
なぜなら、理想形は自分の憧れであり、自分の力量を超えた形であることがほとんどだからです。
理想形はあくまで理想形。
目指すべき指針ではありますが、到達しなければいけない地点だと勘違いすると、曲は永遠に完成しません。
人と比べない
自分の曲を世に出そうとするときによくあるのが、
・自分の曲は世の中にある曲よりクオリティー的に劣っているのではないか。
・人に聞かせるレベルに達していないのではないか。
・いつも聴いているあのミュージシャンの曲と比べてあまりにショボい、、
こんなことを考えて、世に発表するのをためらってしまうこと、よくあると思います。
しかし、そんな考えは今すぐ捨てましょう。
ミュージシャンは誰1人同じ人はいません。
方向性や技術レベル、目指すべき目標もさまざまです。
音楽だけでなく、人生全般にも言えることですが、人と比べていいことなんて何もない。
あなたはあなたの信じる音楽を楽しんでください。
憧れのミュージシャンがいたとしても、あなたの音楽とそのミュージシャンの音楽が全く同じではないはずです。
同じなら、ただのコピーですから。
最後は自分を信じて完成させましょう。
技術的に拙いから出したくない?
それは違うと思います。
拙い時ほど世に出しましょう。
評価に晒されるありがたさ
自分の曲が技術的に拙いことがわかっているなら、積極的に世に出して評価を受けるべきだと思います。
もちろん酷評されることもあります。
気に入ってくれる人がいたらラッキーくらいに思ったほうがいいです。
ほとんどがダメ出しでしょう。
しかし、ダメを出されるところがあるということは、のびしろがあるということ。
そうやって評価にさらされることで、技術は急速に成長していき、いずれは理想形と思っていたクオリティーに到達できるのだと思います。
ダメを出されるより恐ろしいことは、誰にも何も言われないことです。
自分の曲のどこが拙いのか、聴き手に響くためにはどんなことを改善すべきなのか。
自分で考えているだけでは限界があります。
誰にも何も言われないということは、成長が止まるということです。
自分の曲を世に出さないということは、この状態にあるということ。
評価にさらされるありがたさ、ですね。
拙いときほど人に見せる
そんな感じで、自分が拙いと感じているときほど人に発表する、世に出すことが大事だと思います。
わたしも1年かけて新しいアルバム(EP)をつくりました。
でも正直、自分が描いていた理想形には程遠いです。
ほんとに、メロディって難しい、アレンジってすごい難しい、ミックスなんてチョー苦手!!
何度も投げ出しそうになり、作り直しもしました。
まだ満足はしていませんが、最後は自分を信じリリースすることにしました。
拙いときほど人に見せる!の精神です笑
たくさん評価を受け、ダメを出され、次につなげていきたいと思います。
是非、お聴きいただきコメント欄などで感想を頂けると嬉しいです。
、、、、あでも、優しく言ってくださいね笑
最後まで読んでいただきありがとうございました。