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イヤートレーニングで曲作りのスキルをアップ!

出先とか電車とか、スマホやレコーダーが使えない場面でも、紙とペンだけで頭に浮かんだメロディを記録しておけるようになります。

イヤートレーニングは何がいいのか


イヤートレーニング略してイヤトレとは、その名の通り耳を鍛えるトレーニングです。
イヤトレをすると、頭に浮かんだメロディがどの音階なのかを、楽器などを使わずに感覚だけで判断することができるようになります。

曲のアイデアが浮かぶ瞬間って、部屋で鍵盤の前に座ってる時より、散歩してる時とか、人と会った帰り道とか、綺麗な景色を見た時とか、外にいる時が案外多いんですよね。

昔、師匠に「曲のアイデアは家の中にはない。楽器とかpcをいじくり回してないで外へ出ろ」と言われてハッとしたのを、事あるごとに思い出します。

そんな感じで、出先で浮かんだアイデアをサッとメモできるようにしておくと、たくさん曲が書けるようになると思います。

新鮮なアイデアを新鮮なうちに真空パック!みたいな感じですね。後でスマホのレコーダーで録音しよーとか思って、後になったら忘れちゃってたみたいな経験、オリジナル曲書く人なら、あるあるですよね。

どうやってトレーニングするのか


具体的なトレーニング方法です。

イヤトレが初めての場合、まずはダイアトニックスケールの中の、ある二つの音の距離を覚えることから始めるといいです。
ダイアトニックスケールについては、こちらを参考にして下さい。

例えば、キーボードでドの音を弾いて、その音を頼りに自分の声でソの音を歌う。というような感じです。最初は勘で適当に、この辺かな〜と歌ってみて下さい。
訓練始めたての当時のわたしは、あまりの音のとれなさに愕然としました笑

そんな当時のわたしと同じ状況の方には、以下の手順で音程を覚えることをお勧めします。

ソ→ド
シ→ド
レ→ド
の三つの音程を鍵盤で弾きながら一緒に歌います。ソ〜ド〜シ〜ド〜レ〜ド〜〜♪
みたいな感じですね。覚えるまで何回も繰り返しましょう。このとき、ドを歌っているときが一番安定した(落ち着いた)音程だな〜と感じられるとよいです。

覚えてきたら、ド以外の音のときは鍵盤を弾かず声だけで歌ってみましょう。
何回も繰り返して下さい。歌ってみてわからなかったら、鍵盤で答え合わせして下さい。

最終的に、まずドを弾いて音を聴いた後、自分の声のみでソ〜ド〜シ〜ド〜レ〜ド〜〜♪と歌えるようになればOKです。
この状態になると、ドの音を頼りにソ・シ・レの音程がとれるようになります。

これを他のダイアトニックスケールの音にも広げていき、最終的には12音全音がとれるようにしていきます。
その過程では、移動ドのこととかテンデンシートーンの知識とか、色々なテクニックが必要なのですが、それは長くなるのでまた別記事で。

イヤトレは耳の筋トレである


とにかく今回は、イヤトレの大切さと基本的なトレーニング内容が伝わればいいなと思います。
まぁとにかくトレーニングの内容は地味です。はっきり言って笑

でも筋トレとかスポーツとか受験勉強とかでも同じですよね。基礎力を上げるには地道なトレーニングしかないし、確実な基礎力の上に華々しい技術や結果が培われるわけです。

イヤトレほんとにオススメです。頑張った先には、より深く音を理解できる自分が待っていますよ。わたしも日々精進中です。一緒に頑張りましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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