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ブルースを作曲に活かす方法⑤

このシリーズでは、ブルースの特徴をオリジナル曲に応用するアイデアを書いています。

(前回までの記事はこちら。)

前回の「ブルースはオリジナル曲に新たなアイデアを与えてくれる:その④」では、ブルースの基本的なコード進行について書きました。

今回は、ブルースのコード進行を発展させて、オリジナル曲にしてしまおう!ということを書いてみます。

基本のブルース進行


前回書いた基本的なブルースのコード進行は以下のとおり。

(メロディがCマイナーペンタトニックの場合)
C7-C7-C7-C7
F7-F7-C7-C7
G7-F7-C7-G7

全て1コードにつき1小節で、全部で12小節です。

このコード進行のニュアンスをオリジナル曲に応用できないでしょうか。

ダイアトニックコードのコード進行とブルース進行を混ぜたようなニュアンスを考えてみます。

ファンクションで考える


ここでも重要なのがファンクションです。

例えば、基本のブルース進行をダイアトニックコードに見立てて、ダイアトニックコードのファンクションを当てはめてみます。

ブルース進行は全てドミナントセブンスコードなので、とりあえずルート音だけで考えてみます。
すると、

C-C-C-C
F-F-C-C
G-F-C-G

このコード進行のダイアトニックコード的なファンクションは、

T→T→T→T
S→S→T→T
D→S→T→D

となります。
ここにファンクションが同じ、別のダイアトニックコードで置き換えてみましょう。

このとき、近親調からのBorrowed(借用)コードも選択肢に入れると、よりリッチなコード進行を考えることができます。

(Borrowed(借用)コードについて詳しくはこちら。)

いろんなコードを当てはめてみよう


近親調のコードも含めると、かなりの選択肢がありますが、例えばこんなコード進行はどうでしょう。

CM7→Cm7→E♭M7→Am7
B♭M7→FM7→CM7→GM7
D7→A♭M7→CM7→C7

どのコードがどのキーのどのファンクションにあたるのか、上の記事にある表をみながら確認してみてください。

このコード進行に、メロディはCマイナーペンタトニックでつくると、ほのかにブルースの匂いのする新感覚な曲になるんじゃないかなと思います。

コード進行の組み合わせはたくさん考えられるので、是非オリジナルなコード進行を考えてみてください。

ブルースって面白い


数回の記事にわたって、ブルースの特徴を作曲に活かす考え方を書いてきました。

こうしてみてみるとブルースって、ただ渋いだけじゃなくて、奥が深くて不思議でクールな音楽ですよね。
今のHiphopやR&Bなどに影響を与えたのもうなづけます。

このシリーズの記事で、ブルースのカッコよさが皆さんのオリジナル曲の素敵なスパイスになれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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