カテゴリー別記事まとめ(←横へスクロール)

【初心者でもできる!】曲作りに役立つ耳コピのやり方

オリジナル曲をつくったりしていると、他の人の曲を聴いて、この曲めっちゃカッコいいからコード進行知りたいなーとかよくあると思います。

そんなとき、音源から自分で耳コピするのが理想的です。耳コピすることで耳のよさも鍛えられます。

そんなわけで、具体的な耳コピの手順を書いてみます。


①ベース音をコピる


1つのコードに対して1つのベース音をずっと鳴らしてる場合は少ないと思います。コードが鳴ったときの最初の音だけコピればOKです。

②ベース音を並び変えてドレミファソラシドの音階にする。


実際に鳴ってる音に関係なく、ドレミファソラシド〜の響きと同じに聴こえればOK。

例えば、コピったベース音が、E-F♯-D♯-G♯-B、とかであれば、B-C♯-D♯-E-F♯-G♯-A♯、と並べかえればドレミファソラシド〜と同じ響きに聴こえます。(C♯とA♯はでてこないですが、ドレミファソラシドと聴こえるように自分で補います。)

そして曲の中で、ドに当たる音(上の例ではBの音)が、1番落ち着いた音に聴こえる(曲の終わりに鳴っていそうな音)か確認。

この作業大事なので必ずやりましょう。間違えると全然コピれません。

③各コードのベース音からコードを予想


一般的な曲で使われるコードって実はだいたいきまってます。
これもさっきのドレミファソラシドと関係してます。下記のような感じです。

ドあたる音:○M7
レあたる音:○m7
ミあたる音:○m7
ファあたる音:○M7
ソあたる音:○7
ラあたる音:○m7
シあたる音:○m7(♭5)
○には実際に鳴ってるベース音が入ります。

さっきの例でいくと、
BM7-C♯m7-D♯m7-EM7-F♯7-G♯m7-A♯m7(♭5)
が使われてると予想できます。

④曲と一緒にコードを鳴らしてみて③が合っているか確認


①でコピったベース音に③のコードを当てはめて弾いてみます。
場合によっては、コードは合ってるけど余計な音が入ってるという場合もあります。その場合はその音を抜いて弾いてみましょう。

⑤違っていた場合は、コードの構成音を変えてみてどこが違うか確認


④でコードが違うなーと感しだら、コードの構成音を各音ごとに半音づつズラして合ってるか確かめます。
こっからは地道な作業ですが、頭で考えるより響きを感じる方が上手くいくと思います。

コード進行で大事なのは前後の流れ


こんな感じでコード進行のコピーを進めてみて下さい。
コード進行のキモは前後の流れを感じることなので、ひとつひとつのコードに迷ったら、一度全体の流れを聴いてみて下さい。

参考になれば嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。


初心者向けの音楽理論メール講座(無料)を配信中!


関連記事

  1. イヤートレーニングで曲作りのスキルをアップ!

  2. 【作曲のスキルアップ!】耳コピをするときにコード進行以外でコピーするといいこと

  3. 耳コピ・イヤートレーニングの記事まとめ

  4. イヤートレーニングをしっかりやりたい人のための練習方法

無料の音楽理論メール講座を配信中!

管理人SRM.のプロフィール

シンガーソングライター/音楽活動歴約15年

メジャーレーベル歌手のレコーディング参加や大人気太鼓系ゲームへの楽曲提供あり。

作曲テクニックや音楽理論、音楽活動の悩みを楽にするテクニックについて発信しています。

  YouTube.

詳しいプロフィールはこちら

SRM.の音楽活動についてはこちら!

人気記事

PAGE TOP