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【モチベーションを保つには?】インプットとアウトプットをコントロールする話

オリジナル曲の制作を続けていると、今日は気分が乗らないとか、全く手が動かないとか、なかなか作業が前へ進まないときがあると思います。

いわゆるモチベーションが上がらない、というやつですね。

曲をつくったり音楽をしていくうえで、モチベーションとどうやって付き合って行ったらいいんでしょう。

そもそも、モチベーションって一体なんなんでしょう。

今回は曲づくりとモチベーションについて、インプットとアウトプットの話とからめながら書いてみたいと思います。

モチベーションは他人だ


曲づくりに乗り気になれないとき、モチベーションをコントロールしたいと考えたりしますよね。

けど、モチベーションってコントロール不可能なんじゃないかと思います。

季節の移り変わりで変化する体調とか、外部の出来事に左右される感情みたいなもので、意思の力ではコントロールできない波みたいなものだと思ってます。

言ってしまえば、モチベーションなんてほぼ他人です。

他人の考えや行動は直接的には操作できません。

モチベーションの波は来るに任せて、あるがままにしておくのが得策です。

音楽のレシピ集


モチベーションが上がらないときは、曲づくりから離れるのもひとつの手です。

でも、どうしても作業しなきゃいけない、締め切りが迫ってる、みたいなときもあると思います。
そんなときはどうしたらいいでしょうか。

ここで役に立つのがテクニックの引き出しです

モチベーションが上がっているときには、ほとんど考えずにアイデアが浮かんで、スラスラとかっこいいものがつくれるものです。

逆にモチベーションがないときはテクニックを駆使して論理で考えながらつくると、作業を前に進めることができます。

テクニックの引き出しとは、簡単にいえば音楽理論のことです。

音楽理論というのは、過去の音楽からエッセンスだけを取り出して、みんなが使えるようにした音楽のレシピ集みたいなものです。

自分で献立を考えるモチベーションがないときは、レシピ集を眺めてつくりたい料理を探すのがオススメです。

基礎と建物


なので、普段から音楽理論とか他の人がつくったかっこいい曲とか、または違う分野の芸術作品など、さまざまなインプットをしておくことがとても重要です。

いざモチベーションが下がったとき、すぐにテクニックの引き出しへと頭を切り替えて作業できれば、モチベーションの波に左右されずに音楽を続けていくことができます。

モチベーションを波と考えると、インプットは基礎、アウトプットは建物と考えるとわかりやすいと思います。

画像1

インプットの基礎が大きくなればなるほど、その上に立つ建物は大きくすることができます。

インプット量に比例してアウトプット量が上がるのです。

そしてそれは、モチベーションの波の動きには左右されません。

3:1


上のイラストを見ると、インプットの増え方に比べてアウトプットの増え方が小さいのがわかると思います。

これは、ひとつのアウトプットをするのには、それより多くのインプットが必要だよね、ということを表しています。

経験上ですが、インプット3に対してアウトプット1くらいの感覚です。
(図は正確に3倍じゃないですが、、、)

まぁ、3倍というのはあくまで私の感覚なので、人によって変わると思います。

しかし、インプットした量よりも多くのアウトプットを出すことはできない、ということはだいたい誰にでも当てはまるんじゃないかなと思ってます。

やはり普段からのインプット大事なんですね。


以上、参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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