【作曲のスキルアップ!】耳コピをするときにコード進行以外でコピーするといいこと

コード進行だけコピーしてもダメですよ、というお話です。

ストリーミングサービスで適当にプレイリストとか流してるとたまに、この曲めっちゃカッコいい!みたいな曲に出会うことありますよね。

コード進行めっちゃおしゃれ〜、みたいな曲に出会ったときは、オリジナル曲をつくってる人なら、必ずなぜカッコいいのか?を分析するべきでしょう。自分の引き出し1個増えます。
引き出しどんどん増やして、どんどんいい曲つくりましょう。

でコード進行がいいな〜って曲で、何をどう分析したらいいのかを書いてみたいと思います。


まずはコード進行を耳コピ


まずはもちろんコード進行をコピーしますね。
聴いたときに感じた感動はこんな仕組みのコードだったんだ〜、とわかったときもまた感動します。

耳コピの詳しい手順については、こちらの記事で書いてます。

コード進行をコピるだけではもったいない


コード進行だけでなく、カッコいい曲からはカッコいいエッセンスをもっとたくさん盗むことができます。例えばこんな感じです。

①メロディとの組み合わせ方

そのコードに対して、どんな音をメロディに使っているかを分析してみます。
これには度数(インターバル)の知識が必要です。インターバルについては下記の記事で簡単に触れています。また別記事でも詳しく書ければと思ってます。

このコードのときにこの度数の音を使うとこんな印象の曲になるのかぁー、という知識をたくさん貯めておくと自分のオリジナル曲にも役立ちます。

②ハーモニックリズム

ハーモニックリズムとは、ハーモニーのリズムのこと。どんなタイミングでコードが次のに切り替わるか、ということです。
小節のアタマとか、2拍づつコードが切り替わることが多いですが、16分音符分だけくっていたり(前にズレていたり)、キメのところなんかでは、複雑なリズムでコードが切り替わっている曲もたまにあります。

ハーモニックリズムを工夫することで、単調さから抜け出したり、おしゃれな印象を加えられたりします。

複雑なコード進行が好みの場合は、コードの切り替えを単純に拍のアタマでなく、少しズラしたりしてみるとしっくりくることが多いかもしれません。例えばこちらの名曲をご参考に。

先人の知恵を賜わる


何かの曲をコピーするこいうことは、過去に誰かが創造したカッコいいものを自分の知識として取り入れることです。
その積み重ねが自分のオリジナルとしてアウトプットされるのだと思います。

未来の素晴らしいオリジナル曲のために、いろんな曲のカッコいいエッセンスをたくさん吸収しましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました。



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