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メジャースケールとインターバル

初めて音楽理論を学ぶときは、以下の2つから始めるのがオススメです。
- メジャースケール
- インターバル(度数)
この2つは、音楽理論の70%を占めるといってもいいほど重要です。
ここを理解しないと、この先のコードやテンションの話が理解できません。
メジャースケールとは
私たちがよく知っている「ドレミファソラシ」という音階。
これを音楽理論ではダイアトニックスケール、またはメジャースケールと呼びます 。
メジャースケールとは、各音が低い音から順に、
-
全・全・半・全・全・全・半音
ずつ離れている7音の音階
のことです。
ほとんどの曲は7音で作られる
「全音」と「半音」の違いは、鍵盤で見るととてもシンプルです。
-
半音: 隣り合う音との距離
白鍵でも黒鍵でも、すぐ隣なら半音 -
全音: 半音2つ分の距離
白鍵でも黒鍵でも、1つ飛ばしなら全音
「ド」からこの「全・全・半・全・全・全・半」のルールで音を拾っていくと、すべて白鍵だけを通って1オクターブ上のドにたどり着きます 。

さらにメジャースケールは、ド以外の何の音から始めてもOKです。
例えば「ラ」から始めても、「全・全・半・全・全・全・半」の間隔を守って音を選べば、メジャースケールになります 。

実はポピュラーミュージックのほとんどは、このたった7音の組み合わせで作られています。
音の距離を測るインターバル
ある2つの音がどのくらいの高さ離れているかを数字で表すのがインターバルです。
1オクターブの中にある12個の音すべてには、度数に基づいた名前がついています。

覚え方のコツは、「半音がいくつ分か」で考えることです 。
基準になる音(上の表だとド)からの半音数とインターバルの呼び方を対応させて覚えておくと便利です。
ちなみに、表にある言葉の説明は以下のとおりです。
-
インターバル:
日本語での呼び方 -
呼び方:
インターバルの英語名(よく使われる) -
表記:
インターバルを記号で表したもの -
シラブル:
音階を1文字で表したもの
シラブルについては、こちらの記事も参考にしてください。
メジャースケールの時と同じ考え方で、基準になる音は何の音にしてもOKです。
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コードの作り方

メジャースケールとインターバルがわかれば、コード(和音)の仕組みを理解できます。
ポイントは、コードをキレイに響かせるための1つ飛ばしのルールです。
音を1つ飛ばしに重ねる
コードの基本は、
- スケール上の音を
- 1つ飛ばしに重ねる
ことです。
例えば、ドから始まるメジャースケールで考えてみます。
ドを一番低い音(ルート音といいます。)にした場合、次のレの音を飛ばしてミ、さらに1つ飛ばしてソと重ねる、といった感じです。

上の図の「CDEFGAB」はそれぞれ、「ドレミファソラシド」と同じ意味です。
詳しくはこちらの記事で確認できます。
3和音(トライアド)
3つの音を重ねたコードを、3和音(トライアド)と呼びます。
もっとも基本的なコードです。
- 例:ド・ミ・ソ
(CトライアドまたはCメジャー)
4和音(セブンスコード)
3和音にさらにもう1つ、1つ飛ばしに音を重ねたものを、4和音(セブンスコード)と呼びます。
- 例:ド・ミ・ソ・シ
(Cメジャーセブン)
4つ目の音は、インターバルで7度の音になります。
音が加わることで、響きにお洒落なニュアンスが加わります。
ダイアトニックコード
メジャースケールにある7つの音のそれぞれを一番低い音(ルート音)にして、1つ飛ばしに4つの音を積み上げると、7つのコードができあがります。
これをダイアトニックコードと呼びます。
| ダイアトニックコード (ドが始まりの場合) |
構成音 |
|---|---|
| CM7 | ド・ミ・ソ・シ |
| Dm7 | レ・ファ・ラ・ド |
| Em7 | ミ・ソ・シ・レ |
| FM7 | ファ・ラ・ド・ミ |
| G7 | ソ・シ・レ・ファ |
| Am7 | ラ・ド・ミ・ソ |
| Bm7(♭5) | シ・レ・ファ・ラ |
※コードの詳しい読み方については、次の章で解説します。
ほとんどのヒット曲は、このダイアトニックコードの中からコードを選んで並び替える(コード進行を作る)ことで作られています。
まずはこの7つを自由に組み合わせて鳴らしてみるだけでも、それっぽい曲の土台ができあがります。
コードネームの読み方

この章では、第1章で学んだインターバルの知識を使って、コードネームを一つずつ解読していきます。
コードネームは、コードの構成音を記号のように表したものです。
コードネームが読めるようになると、例えばCM7と言う表記を見るだけで、ドミソシと言う音が鳴っていると、構成音が瞬時にわかるようになります。
4つの基本ルール
コードネームは、基本的に以下の4つの基本ルールでできています。
- ルート
- メジャーかマイナーか
- 5度の音は基本書かない
- セブンス音(4和音の場合のみ)
1つづつ説明します。
ちなみに、インターバルの表を確認しながら考えるとより理解が深まります。
ルート
一番低い音・基準になる音で、「C」や「D」などのアルファベットで表記します。
表記は以下のように決まっています。
| C | D | E | F | G | A | B |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ド | レ | ミ | ファ | ソ | ラ | シ |
メジャーかマイナーか
2番目に重ねる音によって、メジャーかマイナーか(響きが明るい暗いか)が決まります。
2番目に重ねる音はインターバルで言うと長3度か短3度のどちらかになります。
-
長3度=メジャーコード
→表記なし -
短3度=マイナーコード
→m(小文字のエム)
短3度の場合は、小文字のエム(m)を表記しますが、長3度の場合は、何も表記しないというルールになっているので注意してください。
5度の音は基本書かない
3番目に重ねる音は、インターバルで5度の音に当たります。
5度の音は、基本表記しません。
表記になくても、ルート音から完全5度上の音を常に鳴らす、というルールになっています。
(ただし例外あり。後ほど説明します。)
セブンス音(4和音の場合のみ)
4つ目に重ねる音は、インターバルで7度の音に当たります。
長7度と短7度のどちらの音が使われているかによって、以下のように書き分けます。
-
長7度を使用
→M7 -
長7度を使用
→7
短7度の場合、m7ではなく7なので注意してください。
よく使うコードネーム
以上を踏まえて、具体的にコードを読み解いてみましょう。
わかりやすいように、ルート音は全てド=Cにしていますが、何のルート音であってもコード表記の仕方は同じです。
3和音のコード
| C(シー・トライアドまたはシー・メジャー) | |
|---|---|
| ルート音 | C |
| メジャー or マイナー | 何も書いてない →メジャー=長3度の音 |
| 5度の音 | 完全5度の音を常に鳴らす |
| セブンス音 | (3和音なのでなし) |
以上から、C(ド)の音を基準(ルート音)にして、長3度の音=E(ミ)の音と完全5度=G(ソ)が使われたコード、ということになります。
-
C=ド・ミ・ソ
ルート音・長3度・完全5度
| Cm(シー・マイナー) | |
|---|---|
| ルート音 | C |
| メジャー or マイナー | m →マイナー=短3度の音 |
| 5度の音 | 完全5度の音を常に鳴らす |
| セブンス音 | (3和音なのでなし) |
以上から、C(ド)の音を基準(ルート音)にして、短3度の音=E♭(ミ♭)の音と完全5度=G(ソ)が使われたコード、ということになります。
-
C=ド・ミ♭・ソ
ルート音・短3度・完全5度
4和音のコード
4和音(セブンスコード)を読み解くとき、最も混乱しやすいのが「M7」と「7」の書き分けです。
| CM7(シー・メジャーセブン) | |
|---|---|
| ルート音 | C |
| メジャー or マイナー | 何も書いてない →メジャー=長3度の音 |
| 5度の音 | 完全5度の音を常に鳴らす |
| セブンス音 | M7=長7度の音 |
以上から、C(ド)の音を基準(ルート音)にして、長3度の音=E(ミ)の音と完全5度=G(ソ)と長7度=B(シ)が使われたコード、ということになります。
-
CM7=ド・ミ・ソ・シ
ルート音・長3度・完全5度・長7度
| C7(シー・セブン) | |
|---|---|
| ルート音 | C |
| メジャー or マイナー | 何も書いてない →メジャー=長3度の音 |
| 5度の音 | 完全5度の音を常に鳴らす |
| セブンス音 | 7=短7度の音 |
以上から、C(ド)の音を基準(ルート音)にして、長3度の音=E(ミ)の音と完全5度=G(ソ)と短7度=B♭(シ♭)が使われたコード、ということになります。
-
CM7=ド・ミ・ソ・シ♭
ルート音・長3度・完全5度・短7度
| Cm7(シー・マイナーセブン) | |
|---|---|
| ルート音 | C |
| メジャー or マイナー | m →マイナー=短3度の音 |
| 5度の音 | 完全5度の音を常に鳴らす |
| セブンス音 | 7=短7度の音 |
以上から、C(ド)の音を基準(ルート音)にして、短3度の音=E♭(ミ♭)の音と完全5度=G(ソ)と短7度=B♭(シ♭)が使われたコード、ということになります。
-
CM7=ド・ミ♭・ソ・シ♭
ルート音・短3度・完全5度・短7度
ダイアトニックコード
ダイアトニックスケールの7つの音をそれぞれルート音にして作ったダイアトニックコードも、今まで説明してきたルールに従ってできていることを確認してください。
| コード名 | 構成音とインターバル |
|---|---|
| CM7 | ド・ミ・ソ・シ ルート・長3度・完全5度・長7度 |
| Dm7 | レ・ファ・ラ・ド ルート・短3度・完全5度・短7度 |
| Em7 | ミ・ソ・シ・レ ルート・短3度・完全5度・短7度 |
| FM7 | ファ・ラ・ド・ミ ルート・長3度・完全5度・長7度 |
| G7 | ソ・シ・レ・ファ ルート・長3度・完全5度・短7度 |
| Am7 | ラ・ド・ミ・ソ ルート・短3度・完全5度・短7度 |
| Bm7(♭5) | シ・レ・ファ・ラ ルート・短3度・減5度・短7度 |
少し特殊なBm7(♭5)
ダイアトニックコードの7番目に出てくる、Bm7(♭5)は4つのルールの例外の読み方をします。
Bm7(♭5) は、Bm7と(♭5)に分けて考えるとわかりやすいです。
- Bm7:まずはBm7を作る
- (♭5):さらに、5度の音を半音下げる
まずBm7を作り、
:シ・レ・ファ#・ラ=ルート・短3度・完全5度・短7度
その後、5度の音を半音下げます。
:ファ#=完全5度→ファ=減5度
完全5度半音下げたインターバルは、減5度と呼ばれ、(♭5)という記号で表記されます。
|
Bm7(♭5) (ビー・マイナーセブンフラットファイブ) |
|
|---|---|
| ルート音 | B |
| メジャー or マイナー | m →マイナー=短3度の音 |
| 5度の音(例外) | (♭5) →完全5度から半音下げる=減5度の音 |
| セブンス音 | 7=短7度の音 |
以上から、B(シ)の音を基準(ルート音)にして、短3度の音=D(レ)の音と減5度=F(ファ)と短7度=A(ラ)が使われたコード、ということになります。
-
Bm7(♭5)=シ・レ・ファ・ラ
ルート音・短3度・減5度・短7度
コードネームは基本的に、ルートから数えて何度の音を重ねるかを表しています。
最初は表を見ながらでいいので、自分の好きな曲のコードを読んでみてください。
どんな音でできているかを考えながら読むと、より理解が深まります。
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色々なコードネーム

ダイアトニックコード以外の、様々なコードネームについて解説します。
たくさんの種類のコードを知ることで、より自分らしい個性や深いニュアンスを表現できるようになっていきます。
ここでも理解しやすいよう、すべてルートをド(C)に固定して説明していきます。
3和音系
基本のメジャー・マイナーとは一味違う、特殊な響きを持つ3和音です。
| Caug(シー・オーギュメント) | |
|---|---|
| ルート音 | C |
| メジャー or マイナー | 何も書いてない →メジャー=長3度の音 |
| 5度の音(例外) | aug →完全5度から半音上げる=増5度の音 |
| セブンス音 | (3和音なのでなし) |
こちらも5度についてのルールの例外のコードです。
augという記号は、完全5度を半音上げるという意味になります。
完全5度を半音上げると、増5度という特殊なインターバルになります。
(名前が違うだけで、短6度と同じ音です。)
C(ド)の音を基準(ルート音)にして、長3度の音=E(ミ)の音と増5度=G#(ソ#)が使われたコード、ということになります。
-
Caug=ド・ミ・ソ#
ルート音・長3度・増5度
| Csus(シー・サス) | |
|---|---|
| ルート音 | C |
| メジャー or マイナー (例外) |
sus →メジャーでもマイナーでもない =完全4度の音 |
| 5度の音 | 完全5度の音を常に鳴らす |
| セブンス音 | (3和音なのでなし) |
こちらは、メジャー or マイナーのルールの例外のコードです。
susという記号は2つ目に重ねる音を、完全4度にするという意味になります。
完全4度は、長3度を半音上げた音です。
C(ド)の音を基準(ルート音)にして、完全4度の音=F(ファ)の音と完全5度=G(ソ)が使われたコード、ということになります。
-
Csus=ド・ファ・ソ
ルート音・完全4度・完全5度
| Cdim(シー・ディミニッシュ) | |
|---|---|
| ルート音 | C |
| メジャー or マイナー (例外) |
dim →マイナー=短3度の音 |
| 5度の音(例外) | 完全5度の音を常に鳴らす |
| セブンス音 | (3和音なのでなし) |
こちらはメジャー or マイナーと5度、2つのルールの例外のコードです。
まずメジャー or マイナーについて、dimという記号はマイナー=短3度の音を使うという意味になります。
そして5度について、dimは完全5度を半音下げるという意味にもなります。
以上から、C(ド)の音を基準(ルート音)にして、短3度の音=E♭(ミ♭)の音と減5度=G♭(ソ♭)が使われたコード、ということになります。
-
Cdim=ド・ミ♭・ソ♭
ルート音・短3度・減5度
4和音系
お洒落で都会的な響きによく使われます。
| C7sus(シー・セブンサス) | |
|---|---|
| ルート音 | C |
| メジャー or マイナー (例外) |
sus →メジャーでもマイナーでもない =完全4度の音 |
| 5度の音 | 完全5度の音を常に鳴らす |
| セブンス音 | 7=短7度の音 |
先ほどのCsusを4和音にして、短7度の音を加えたコードです。
C(ド)の音を基準(ルート音)にして、完全4度の音=F(ファ)の音と完全5度=G(ソ)と短7度=B♭(シ♭)が使われたコード、ということになります。
-
C7sus=ド・ファ・ソ・シ♭
ルート音・完全4度・完全5度・短7度
ちなみに表記は、Csus7でもOKです。
同じ意味になります。
| C6(シー・シックス) | |
|---|---|
| ルート音 | C |
| メジャー or マイナー | 何も書いてない →メジャー=長3度の音 |
| 5度の音 | 完全5度の音を常に鳴らす |
| セブンス音(例外) | 6=長6度の音 |
こちらはセブンス音の例外のコードです。
6は、4つ目に積み重ねる音を長6度にするという意味になります。
C(ド)の音を基準(ルート音)にして、長3度の音=E(ミ)の音と完全5度=G(ソ)と長6度=A(ラ)が使われたコード、ということになります。
-
C6=ド・ミ・ソ・ラ
ルート音・長3度・完全5度・長6度
| Cm6(シー・マイナーシックス) | |
|---|---|
| ルート音 | C |
| メジャー or マイナー | m →マイナー=短3度の音 |
| 5度の音 | 完全5度の音を常に鳴らす |
| セブンス音(例外) | 6=長6度の音 |
こちらもセブンス音の例外で、C6をマイナーにしたコードです。
mと6の表記で、短6度の音と勘違いしやすいので注意してください。
構成音は、C(ド)の音を基準(ルート音)にして、短3度の音=E♭(ミ♭)の音と完全5度=G(ソ)と長6度=A(ラ)が使われたコード、ということになります。
-
Cm6=ド・ミ♭・ソ・ラ
ルート音・短3度・完全5度・長6度
コードを学ぶ際に一番大切なのは、そのコードはどんな印象の響きか、を感じることです。
明るい響き、切ない響き、次に行きたくなる響き、などなど。
コードの印象をストックしていくことで、自分の表現したい雰囲気に合うコードを直感的に選べるようになっていきます。
テンションコード

4和音の上に、さらに音を積み重ねていくこともできます。
4和音以上のコードをテンションコードと呼びます 。
テンション音:9・11・13度
1つ飛ばしのルールに従って音を重ねていくと、5つ目以降の音はルート音から1オクターブ以上高い音になります。
具体的にインターバルで言うと、9度、11度、13度の音に当たります。
5つ目以降に重ねた音(9度、11度、13度)の音をテンションと呼びます。
インターバルの表で確認してみてください。
ちなみに、積み重ねた音のうち4つ目(4和音)までのものを、コード構成音またはコードトーンと呼んだりします。
テンションについて、まとめると以下の表のような感じです。

音としては、以下のように覚えておくとわかりやすいです。
- 9th(ナインス):2度と同じ音
- 11th(イレブンス):4度と同じ音
- 13th(サーティーンス):6度と同じ音
→ただし全て、1オクターブ上
コードの音との距離で決まる
表を見るとテンションもそれぞれ種類があることがわかります。
【テンションの種類と読み方】
| 種類 | 表記 | 読み方 |
|---|---|---|
| 9th系 | ♭9th / 9th / #9th | フラット・ナインス / ナインス / シャープ・ナインス |
| 11th系 | 11th / #11th | イレブンス / シャープ・イレブンス |
| 13th系 | ♭13th / 13th | フラット・サーティーンス / サーティーンス |
9度には3種類・11度には2種類・13度には2種類あります。
これらをどのように使い分ければ良いのでしょうか?
テンションとして使える音には、以下のようなルールがあります。
1オクターブ下の音で見たときに、、
- 前(下)のコード構成音と
全音以上はなれている音
コード構成音と半音の距離の音は、音がぶつかるためテンションとして使用できないとされています。
-
全音(半音2つ分)の距離
:綺麗に響く=テンション音OK -
半音(半音1つ分)の距離
:音がぶつかる=テンション音不可
※スケール上の音でテンション音として使えない音は、アボイドノートと呼ばれます。
例えば、CM7(ド・ミ・ソ・シ)の場合、1つ飛ばしのルールに従って5つ目以降の音を重ねていくと、D・F・A=レ・ファ・ラと言う音が出てきます。

テンションの表で確認すると、長9度・完全11度・長13度に当たる音です。
この3つの音をオクターブ下に下げて並べると、C・E・G・B・D・F・A=ラ・シ・ド・レ・ミ・ファ・ソと言う並びになります。
この中で前のコード構成音と全音以上離れている音はD・A=レ・ラです。

なので、テンション音としては長9度のD(レ)と長13度のA(ラ)が使える、完全11度のF(ファ)はテンションとして使えないと言うことになります。
ダイアトニックコードのテンション
テンション音のルールに従って、7つのダイアトニックコードで使えるテンションをまとめると次のようになります。

それぞれ以下のようなインターバルのテンション音になります。
Cダイアトニックのテンション一覧
| コード名 | テンション音 |
|---|---|
| CM7 | 9th ・ 13th |
| Dm7 | 9th ・ 11th ・ 13th |
| Em7 | 11th |
| FM7 | 9th ・ #11th ・ 13th |
| G7 | 9th ・ 13th |
| Am7 | 9th ・ 11th |
| Bm7(♭5) | 11th ・ ♭13th |
同時に全てのテンションを使わなければならないわけではありません。
必要に応じて、好きなテンション音をどれでも自由に選んで使ってOKです。
セブンスコードのテンション

テンション音のルールは次のようなものでした。
1オクターブ下の音で見たときに、、
- 前(下)のコード構成音と全音以上はなれている音
このルールに照らし合わせてダイアトニックコードのテンションを見てみると、♭9th・#9th・♭13thというテンションを使っているコードがないことがわかります。
この3種類のテンションを使うテンションコードを、人工的に作り出すことも可能です。
#11thと♭13thのコード
わかりやすいように、ここでもルート音をC(ド)に固定して考えていきます。
C(ド)から見ると、♭13thの音はA♭(ラ♭)になります。

テンションとして使うには、前のコード構成音と全音離れている必要があるのでした。
なので♭13th(ラ♭)の全音下の音、ファ#の音が入るコードということになります。

そしてファ#は、Cから見ると#11th=増4度の音になります。
#11thもテンション音です。
ということは、#11th(ファ#)も前の音と全音離れてるはずです。
#11th全音下の音は、長3度(ミ)です。

あとは、通常の4和音に入れられる7度の音、m7かM7が入れられそうです。
M7だと♭13thの音から1.5音(半音3つ分)も離れてしまうので、響き的に微妙かもしれません。
m7を入れることにすると、

という並びになります。これはコード表記で表すと、
- C7(♯11・♭13)
(シーセブン・シャープイレブンス・フラットサーティーンス)
というコードが出来上がります。
(コード表記では、テンション音はカッコに入れて後ろにくっつけます。)
5度(ソ)が入っていませんが、♭13th(ラ♭)を使えるようにする場合は、テンションの条件を満たすために、どうしても5度を使えません。
なので、5度は使わず(省略して)代わりに♯11th(ファ#)と♭13th(ラ♭)ふたつのテンションの連続となります。
#9thのコード
同じように、♯9thのコードを考えます。
C(ド)から見ると、#9thの音はD#(レ#)になります。

♯9th(レ#)の全音下の音は♭9th(レ♭)です。
今回の場合も、テンションが2つ連続になりそうです。

ただ♭9th(レ♭)は、半音下にルート音(ド)があるので、♭9thはどうしてもテンション音の条件を満たせません。
ここで、テンションの法則の例外が出てきます。
- ドミナントセブンスコードの場合
→♭9thをテンションで使ってOK
というものです。
これは例外として、そのまま覚えてしまいましょう。
(根拠を説明すると、中上級者向けになるのでここでは説明しません。)
♭9thが使えるということは、全音離れた♯9thも自動的に使えることになります。

ドミナントコードの構成音(ルート・長3度・完全5度・短7度)と共に並べると、

となり、コード表記は以下のような感じになります。
- C7(♭9・♯9)
(シーセブン・フラットナインス・シャープナインス)
セブンスコードとテンション
今までの説明で結果的にできたコードは、どちらもドミナントセブンスコードです。
これは、ドミナントセブンスコードはテンションの選択肢がたくさんある、ということです。
ダイアトニックコードの中にもドミナントセブンスコードがあり、こちらにも使えるテンションがありました。
まとめると、
- ドミナントセブンスコードで使えるテンション
:♭9th・9th・♯9th
:♯11th
:♭13th・13th
となります。
ドミナントセブンスコードでは、ほぼ全てのテンションが使えることがわかります。
ただし半音でぶつかる関係上、下記の制限があります。
- 9thと♭9th or ♯9thは同時使用不可
- P5がある場合は♭13thは使用不可
- ♭13thと13thは同時使用不可
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まとめ
この記事では、初心者向けに音楽理論のポイントとして以下のようなことを説明してきました。
| 項目 | 学習のポイント |
|---|---|
| メジャースケールとインターバル | ドレミファソラシの構造 音同士の距離の数え方 |
| コードの作り方 | 音を1つ飛ばしに重ねるルール |
| コードネームの読み方 | 記号の組み合わせ4つのルール |
| 色々なコードネーム | aug・7susなど、特殊な響きを持つコード |
| テンションコード | 前の音と全音離れた音を選ぶテンション |
| セブンスコードのテンション | ドミナントセブンスのテンションのルール |
最後に、これからの曲作りで最も大切にしてほしい「3つのマインドセット」をお伝えします。
1. 「正解」ではなく「選択肢」
音楽理論は従わなければならない決まりではありません。
「こういう響きが欲しいときは、こうするとスムーズだよ」と教えてくれガイドブック的なものです 。
もし理論的には正しくなくても、あなたの耳が「この音、最高!」と感じるなら、迷わず自分の感性を信じてください。
2. 「仕組み」で捉える
コードは丸暗記でなく、度数(インターバル)を使って考えれば、どんなに複雑なコードも自分の手で作り出せるようになります。
この「仕組みで考える癖」が、あなたの作曲スピードとクオリティを劇的に引き上げてくれます。
3. まずは「習うより慣れろ」
知識は、使って初めて自分の武器になります。
まずは、
・ダイアトニックコードを適当に並べてみる、
・好きな曲のコードにテンションを1つ足してみる
など、小さな実験から始めて、徐々に理解を深めていってください。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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