この記事を読むとわかること
- 音楽活動の時間を確保するための考え方
- 時間確保のために整えるべき3つのこと
社会人をしながら音楽をしていると必ずぶち当たる問題があります。
それは、時間がない!ということ。
音楽に注ぎ込む情熱が十分にあり、生活できるだけのお金は本業で稼いでいる。
じゃああとは、ひたすら音楽を楽しむだけ!、、とはいかないのが難しいところ。
本業に時間を取られすぎてしまい、平日は音楽をする時間がない、週末に詰め込もうと思っても1週間の疲れが溜まって、なかなか動き出せない。
そんな経験ありませんか?
社会人をしながら音楽にしっかり取り組むためには、時間を確保するための行動が必要です。
そのためには、いくつか押さえるべきポイントがあります。
この記事では、音楽活動の時間を効率的に確保するために、整えるべき3つのことについて解説します。
筆者も実際に働きながら、15年ほど音楽活動を続けてきました。
その中で学んだ経験に基づいて解説していきたいと思います。
【働きながら音楽活動をするときの全体像を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。】
音楽活動の時間確保のために整えるべきことは、以下の3つ。
- マインド
- 環境
- 物理的時間
順番に解説していきます。
このブログでは、約15年の作曲活動でゲーム音楽などへの楽曲提供も行ってきた、
シンガーソングライターのSRM.が、これまでの活動の経験をもとに、
作曲や音楽活動の悩みを解決するのに役立つ知識や情報を発信しています。
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時間確保の大前提
整えるべき3つのことを説明するにあたって、大前提を理解しておく必要があります。
それは、「時間の確保=無駄の排除」だということです。
1日は全ての人にとって24時間で変わりません。
何か特別なことをすると、25時間に増えたり23時間に減ったりということは絶対にないのです。
とすると、決められた24時間の中で音楽に当てられる時間を最大化するしかありません。
これはつまり、今の生活から極力無駄なことにかけるを排除して、その時間を音楽にあてる、という方法しかないということです。
そのためには、今までの生活の中で排除できそうな無駄を洗い出す必要があります。
これから説明する3つの項目を整えることで、無駄を洗い出すことができます。
無駄を洗い出したら、その無駄をキッパリとやめる。
そうしてできた時間を音楽にあてる。
これが時間確保のための大前提の考え方になります。
時間確保のために整えるべきこと①:マインド
自分の生活の中で時間を無駄に使ってしまう根源的な原因は、マインドを正しく整えていないことにあります。
ここでは時間の無駄を招く2つのマインドを整えることを解説します。
自分に対する無駄なマインド
1つ目のマインドは、自分に対する無駄です。
自分に使っている時間のうち、本当は必要でないものはないでしょうか。
「こうすべき」という考えに囚われて行動してしまっていることってありませんか。
よくあるのは、テレビを観たりスマホをいじる時間。
社会人としてニュースをちゃんとチェックしなきゃとか、連絡が来てたら返さないと悪いからメールチェックしなきゃとか。
でも、そのニュースを知ったところで、あなたの人生変わりましたか。
大半はただ記憶の片隅に流れていってしまったんではないでしょうか。
メールにしても、本当に緊急の連絡なら直接電話をかけてきます。
メールで送ってきた内容なら、緊急でないことがほとんどでしょう。
このように、自分自身の思い込みで無駄に使っている時間を見直してみましょう。
ひとつひとつは短くても、毎日の時間を積み重ねると膨大な量になっていると思います。
他人に対する無駄なマインド
2つ目のマインドは、他人に対する無駄です。
他人の目を気にして、無駄に使ってしまっている時間はありませんか。
他の人が忙しそうだからと、頼まれてもないのに付き合って残業する。
断ると悪いからと、さほど気の乗らない飲み会に顔を出す。
他人に対する無駄は、自分のためにも相手のためにもなりません。
そのような時間を切り捨てて、全て音楽活動に回そうというマインドを整えましょう。
少し前に、心理学者アドラーの「嫌われる勇気」と言う本が流行りましたが、自分の大切なことを優先して嫌われる勇気を持つことが大切です。
理解されない人には嫌われても構わない。
あくまで大切なのは音楽で実現したい未来です。
どうでもいい人に時間を使って、自分の音楽を台無しにしてしまってはもったいないです。
マインドを整えるときに重要なのは、人生の中での優先度を考えること。
限りある人生の中で何に自分の時間を費やすのか。
音楽活動をすると決めたのなら、そのために時間を全力注入するというマインドを持ちましょう。
音楽で実現したい未来=音楽の「目的」を思い出すと、無駄なことを切り捨てる勇気を持てると思います。
【音楽活動の目的については、こちらの記事で詳しく解説しています。】
時間確保のために整えるべきこと②:環境
マインドを整えたら、そのマインドに合うように環境を整えましょう。
テレビを観る時間やスマホをいじってしまう時間が無駄なら、テレビをリビングから撤去する。
むしろ捨ててしまっても今の時代困ることはありません。
スマホもタイマーで利用制限できる機能を使ったり、出かけるときにあえて家に置いてくることもできます。
職場環境も、無駄な残業は一切しないと普段からアピールしたり、仕事の手順に無駄があるなら積極的に改善策を提案したりできます。
それでも時間の無駄が減らないなら、転職すると言う選択肢だってありです。
また、プラーベートにおいても環境を整えることは大事です。
冷たい言い方かもしれませんが、付き合う友人を選ぶことも一つの手です。
音楽という人生の優先事項がある以上、全ての付き合いを十分に続けていくには無理があります。
特に思い入れのない薄いつながりは後回しにして、家族や狭く深い関係の友人のみのつながりに絞るのも悪いことではありません。
時間確保のために整えるべきこと③:物理的時間
マインドと環境を整えると、削れる無駄時間がかなりあることに気づくと思います。
あとは、テクノロジーやテクニックで物理的な時間を整えて、削れる時間をさらに絞り出せないか考えてみます。
具体的な方法としては、時短グッズや時短術の実践で自分に合いそうなものを探してみることです。
時短グッズ
有名なところでは、時短家電の活用です。
食器洗浄機や乾燥機付き洗濯機は家事の時間を大幅に減らしてくれます。
食器洗浄機なら、手洗いの時間20分×1日2食分として、1日で40分、1週間で4時間40分も時間を捻出で行きます。
乾燥機付き洗濯機なら、洗濯物を干す時間が1日15分として、1週間で1時間45分。
食器洗浄機と合わせると、1週間で約6時間半、半日仕事を休む以上の時間が確保できてしまいます。
初期投資はそれなりにかかりますが、これだけの時間が捻出できるなら長期的に見てかなり有効だと思います。
むしろ使わない手はない!と言った感じです。
また、グッズではありませんが食材宅配サービスも家事時間の短縮にとても役立ちます。
自炊は時間がかかりますが、毎日外食だとお金もかかりすぎます。
食材宅配サービスなら、メニューを考える時間・買い出しの時間を0にできて、調理の時間も大幅に短縮できるのでオススメです。
人気の食材宅配サービスとしては、【生協の宅配 コープデリ】や 【食材宅配「ショクブン」】 などがあります。
時間術
時間術としては、たくさんの書籍があるので自分に合うものを探してみましょう。
オススメとしては、鈴木祐さんの「YOUR TIME ユア・タイム: 4063の科学データで導き出した、あなたの人生を変える最後の時間術」。
4000以上の科学研究をもとに書かれており、時間感覚のタイプ別に最も適した時間術を提案してくれています。
ぜひ一読して、自分に合った時間術を試してみてください。
まとめ
この記事では、働きながら音楽活動をするための時間の確保について説明してきました。
時間確保の基本的な考え方は、無駄を洗い出してスッパリ切り捨てる、そうしてできた時間を音楽活動にあてる、というものでした。
無駄を洗い出して切り捨てるためには、マインド・環境・物理的時間を整えることが必要になります。
マインド・環境・物理的時間を整えるポイントとしては以下の通り。
マインド
自分に対する無駄=「こうすべき」という考えに囚われて行動してることを見直す。
他人に対する無駄=他人の目を気にして無駄に使ってしまっている時間をなくす。
環境
マインドに合わせて環境をカスタマイズする。
物理的時間
テクノロジーやテクニックで削れる時間をさらに絞り出せないか考える。
音楽活動の時間が確保できたら次は、あなたというミュージシャンを知ってもらうための情報発信に取り組んでいきましょう。
【音楽活動の情報発信について詳しくは、こちらの記事をご覧ください。】
以上、あなたの音楽活動に少しでも役立てば嬉しく思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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【働きながら音楽活動をするときの全体像を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。】